2014年 マタイ福音書14~27講

2014年 マタイ福音書14講 恐れずに宣べ伝えなさい

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-6-28 (394 回閲覧)
2014年 マタイの福音書 第14講

恐れずに宣べ伝えなさい

御言葉/マタイ10:1-33
要節/マタイ10:26,27

1イエス様は十二弟子たちにどんな力を与えましたか(1)?十二使徒の名前は何ですか(2-4)?十二使徒を立てられた理由は何でしょうか?(9:37,38)

2弟子たちは何をすべきですか(5-8a)。彼らはなぜ、ただで与えなければなりませんか(8b)伝道旅行のために必要なことはどのように供給されるのですか(9-13)?人々が受け入れていないときはどうすればよいですか(14,15)。

3。弟子たちは、なぜヘビのように賢く、鳩のように純潔でなければなりませんか(16)?総督や王たちの前に引き出されていく理由は何であり、そのとき何を言うべきですか(17-20)。人々の憎しみを受けるときに、なぜ最後まで耐えるべきですか(21-23)。

4弟子たちは福音をどのように明らかに伝播すべきですか(24-27)。弟子たちは、敵をなぜ恐れてはならないのですか(28-31)。人の前で、イエス様をなぜ認めなければなりませんか(32,33)。

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2014年 マタイ福音書15講 わたしがあなたがたを休ませてあげます

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-7-5 (313 回閲覧)
2014マタイの福音書 第15講
わたしがあなたがたを休ませてあげます
御言葉:マタイの福音書11:1-30
要 節:マタイの福音書11:28,29
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。

1. イエス様は十二弟子に注意を与えた後、何をなさいましたか(1)。バプテスマのヨハネはイエス様に対して、どういう疑問を持つようになりましたか(2,3)。イエス様がなされたことは、イエス様ご自身がどんな方であることを、表すのでしょうか。(4-6、イザヤ35:5、61:1)

11:1 イエスはこのように十二弟子に注意を与え、それを終えられると、彼らの町々で教えたり宣べ伝えたりするため、そこを立ち去られた。11:2 さて、獄中でキリストのみわざについて聞いたヨハネは、その弟子たちに託して、11:3 イエスにこう言い送った。「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちは別の方を待つべきでしょうか。」11:4 イエスは答えて、彼らに言われた。「あなたがたは行って、自分たちの聞いたり見たりしていることをヨハネに報告しなさい。11:5 目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者たちに福音が宣べ伝えられている。11:6 だれでもわたしにつまずかない者は幸いです。」
イザヤ35:5 そのとき、目の見えない者の目は開き、 / 耳の聞こえない者の耳はあく。
イザヤ61:1 神である主の霊が、わたしの上にある。 / 【主】はわたしに油をそそぎ、 / 貧しい者に良い知らせを伝え、 / 心の傷ついた者をいやすために、 / わたしを遣わされた。 / 捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ、

2. イエス様はヨハネがどれほどすぐれた者だと言われましたか(7-11a)。しかし、天の御国の一番小さい者でも、ヨハネより偉大である理由は何でしょうか(11b)。天の御国はどんな人に与えられますか(12-15)。

11:7 この人たちが行ってしまうと、イエスは、ヨハネについて群衆に話しだされた。「あなたがたは、何を見に荒野に出て行ったのですか。風に揺れる葦ですか。11:8 でなかったら、何を見に行ったのですか。柔らかい着物を着た人ですか。柔らかい着物を着た人なら王の宮殿にいます。11:9 でなかったら、なぜ行ったのですか。預言者を見るためですか。そのとおり。だが、わたしが言いましょう。預言者よりもすぐれた者をです。11:10 この人こそ、 / 『見よ、わたしは使いをあなたの前に遣わし、 / あなたの道を、あなたの前に備えさせよう。』 / と書かれているその人です。11:11 まことに、あなたがたに告げます。女から生まれた者の中で、バプテスマのヨハネよりすぐれた人は出ませんでした。しかも、天の御国の一番小さい者でも、彼より偉大です。11:12 バプテスマのヨハネの日以来今日まで、天の御国は激しく攻められています。そして、激しく攻める者たちがそれを奪い取っています。11:13 ヨハネに至るまで、すべての預言者たちと律法とが預言をしたのです。11:14 あなたがたが進んで受け入れるなら、実はこの人こそ、きたるべきエリヤなのです。11:15 耳のある者は聞きなさい。

3. イエス様はその時代を何に例えながら言われましたか(16,17)。人々はヨハネとイエス様について、何と言いましたか(18,19a)。イエス様はご自分の御わざについてどんな確信を持っておられましたか(19b)。

11:16 この時代は何にたとえたらよいでしょう。市場にすわっている子どもたちのようです。彼らは、ほかの子どもたちに呼びかけて、11:17 こう言うのです。 / 『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。 / 弔いの歌を歌ってやっても、悲しまなかった。』11:18 ヨハネが来て、食べも飲みもしないと、人々は『あれは悪霊につかれているのだ』と言い、11:19 人の子が来て食べたり飲んだりしていると、『あれ見よ。食いしんぼうの大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ』と言います。でも、知恵の正しいことは、その行いが証明します。」

4. イエス様がコラジンとベツサイダを叱られた理由は何でしょうか(20-24)。イエス様は何に対して感謝されましたか(25,26)。だれが父なる神様を知るようになりますか(27)。

11:20 それから、イエスは、数々の力あるわざの行われた町々が悔い改めなかったので、責め始められた。11:21 「ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちのうちで行われた力あるわざが、もしもツロとシドンで行われたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰をかぶって悔い改めていたことだろう。11:22 しかし、そのツロとシドンのほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえたちよりは罰が軽いのだ。11:23 カペナウム。どうしておまえが天に上げられることがありえよう。ハデスに落とされるのだ。おまえの中でなされた力あるわざが、もしもソドムでなされたのだったら、ソドムはきょうまで残っていたことだろう。11:24 しかし、そのソドムの地のほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえよりは罰が軽いのだ。」11:25 そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現してくださいました。11:26 そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。11:27 すべてのものが、わたしの父から、わたしに渡されています。それで、父のほかには、子を知る者がなく、子と、子が父を知らせようと心に定めた人のほかは、だれも父を知る者がありません。

5. イエス様はどんな人を招かれていますか(28a)。彼らはどのように安らぎを得ることが出来ますか(28b、29)。その理由はなんでしょうか(30)。

11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

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2014年 マタイ福音書16講 いたんだ葦を折ることもないイエス様

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-7-12 (347 回閲覧)
2014マタイの福音書 第16講
いたんだ葦を折ることもないイエス様
御言葉:マタイの福音書12:1-21
要 節:マタイの福音書12:20
12:20 彼はいたんだ葦を折ることもなく、 / くすぶる燈心を消すこともない、 / 公義を勝利に導くまでは。

1. パリサイ人たちは弟子たちのどんな行ないを指摘しましたか(1,2)。イエス様は、何をもって弟子たちを弁護してくださいましたか(3-6)。パリサイ人たちが罪のない人たちを罪に定めた理由はなんでしょうか(7.8)

12:1 そのころ、イエスは、安息日に麦畑を通られた。弟子たちはひもじくなったので、穂を摘んで食べ始めた。
12:2 すると、パリサイ人たちがそれを見つけて、イエスに言った。「ご覧なさい。あなたの弟子たちが、安息日にしてはならないことをしています。」
12:3 しかし、イエスは言われた。「ダビデとその連れの者たちが、ひもじかったときに、ダビデが何をしたか、読まなかったのですか。
12:4 神の家に入って、祭司のほかは自分も供の者たちも食べてはならない供えのパンを食べました。
12:5 また、安息日に宮にいる祭司たちは安息日の神聖を冒しても罪にならないということを、律法で読んだことはないのですか。
12:6 あなたがたに言いますが、ここに宮より大きな者がいるのです。
12:7 『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』ということがどういう意味かを知っていたら、あなたがたは、罪のない者たちを罪に定めはしなかったでしょう。
12:8 人の子は安息日の主です。」

2. イエス様が会堂に入られた時、どんな人がいましたか(9,10a)。人々はイエス様を訴えるためにどんな質問をしましたか。イエス様は安息日に良い行いをすることの正しさをどのように説明しましたか(11,12)。

12:9 イエスはそこを去って、会堂に入られた。
12:10 そこに片手のなえた人がいた。そこで彼らはイエスに質問して「安息日にいやすのは正しいことでしょうか」と言った。イエスを訴えるためであった。
12:11 イエスは彼らに言われた。「あなたがたのうち、だれかが一匹の羊を持っていて、もしその羊が安息日に穴に落ちたら、それを引き上げてやらないでしょうか。
12:12 人間は羊より、はるかに値うちのあるものでしょう。それなら、安息日に良いことをすることは、正しいのです。」

3. イエス様は片手のなえた人をどのように直されましたか(13)。パリサイ人たちの反応はどうでしたか(14)。危機のなかでもイエス様は何をなさいましたか(15,16)。

12:13 それから、イエスはその人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。彼が手を伸ばすと、手は直って、もう一方の手と同じようになった。
12:14 パリサイ人は出て行って、どのようにしてイエスを滅ぼそうかと相談した。
12:15 イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。すると多くの人がついて来たので、彼らをみないやし、
12:16 そして、ご自分のことを人々に知らせないようにと、彼らを戒められた。

4. 神様はイエス様のことをどう思っておられますか。そのイエス様が行われることはなんでしょうか(17,18)。なぜ大路でイエス様の御声を聞く者はだれもいませんか(19)。争うこともなく、叫ぶこともせず、神様の御業に仕えるイエス様ついて考えてみましょう。

12:17 これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。
12:18 「これぞ、わたしの選んだわたしのしもべ、 / わたしの心の喜ぶわたしの愛する者。 / わたしは彼の上にわたしの霊を置き、 / 彼は異邦人に公義を宣べる。
12:19 争うこともなく、叫ぶこともせず、 / 大路でその声を聞く者もない。

5. イエス様は争うこともなく、叫ぶこともせず、何をされましたか(20)。異邦人たちの最後の望みはどこにありますか(21)。いたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともないイエス様について話してみましょう。

12:20 彼はいたんだ葦を折ることもなく、 / くすぶる燈心を消すこともない、 / 公義を勝利に導くまでは。
12:21 異邦人は彼の名に望みをかける。」

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2014年 マタイ福音書17講 みことばの実を結ぶ人

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-7-19 (395 回閲覧)
2014 マタイの福音書 第17講
みことばの実を結ぶ人
御言葉:マタイの福音書13:1-23
要 節:マタイの福音書13:23

1.イエス様の例えの中で、種はそれぞれ、どんな地に落ちましたか(1-8)。落ちた種はそれぞれどのようになりましたか。‘耳のある者は聞きなさい’の意味はなんでしょうか(9)

13:1 その日、イエスは家を出て、湖のほとりにすわっておられた。
13:2 すると、大ぜいの群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に移って腰をおろされた。それで群衆はみな浜に立っていた。
13:3 イエスは多くのことを、彼らにたとえで話して聞かされた。 / 「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。
13:4 蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると鳥が来て食べてしまった。
13:5 また、別の種が土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した。
13:6 しかし、日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。
13:7 また、別の種はいばらの中に落ちたが、いばらが伸びて、ふさいでしまった。
13:8 別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。
13:9 耳のある者は聞きなさい。」

2.イエス様が天の御国の奥義を例えでお話された理由は何でしょう(10-13)。心がかたなな者が不幸であるのは何ででしょうか(14,15)。弟子たちが幸いであるのは何ででしょうか(16,17)

13:10 すると、弟子たちが近寄って来て、イエスに言った。「なぜ、彼らにたとえでお話しになったのですか。」
13:11 イエスは答えて言われた。「あなたがたには、天の御国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていません。
13:12 というのは、持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられてしまうからです。
13:13 わたしが彼らにたとえで話すのは、彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしないからです。
13:14 こうしてイザヤの告げた預言が彼らの上に実現したのです。 / 『あなたがたは確かに聞きはするが、 / 決して悟らない。 / 確かに見てはいるが、決してわからない。
13:15 この民の心は鈍くなり、 / その耳は遠く、 / 目はつぶっているからである。 / それは、彼らがその目で見、その耳で聞き、 / その心で悟って立ち返り、 / わたしにいやされることのないためである。』
13:16 しかし、あなたがたの目は見ているから幸いです。また、あなたがたの耳は聞いているから幸いです。
13:17 まことに、あなたがたに告げます。多くの預言者や義人たちが、あなたがたの見ているものを見たいと、切に願ったのに見られず、あなたがたの聞いていることを聞きたいと、切に願ったのに聞けなかったのです。

3.道ばたに蒔かれたものとはどういう人のことですか。(18,19)。岩地に蒔かれた種の問題は何でしょうか(19-21)。

13:18 ですから、種蒔きのたとえを聞きなさい。
13:19 御国のことばを聞いても悟らないと、悪い者が来て、その人の心に蒔かれたものを奪って行きます。道ばたに蒔かれるとは、このような人のことです。
13:20 また岩地に蒔かれるとは、みことばを聞くと、すぐに喜んで受け入れる人のことです。
13:21 しかし、自分のうちに根がないため、しばらくの間そうするだけで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。

4.いばらの中に蒔かれた種はなぜ実を結ぶことができなかったでしょうか(22)。良い地のような心を持ってる人はどんな人ですか(23)みことばを聞いてそれを悟る者はどれほどの実を結ぶことができましたか。みことばを聞いて悟ることの大切さについて話してみましょう。

13:22 また、いばらの中に蒔かれるとは、みことばを聞くが、この世の心づかいと富の惑わしとがみことばをふさぐため、実を結ばない人のことです。
13:23 ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。」

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2014年 マタイ福音書18講 正しい者たちは太陽のように輝きます

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-7-19 (358 回閲覧)
2014マタイの福音書 第18講
正しい者たちは太陽のように輝きます
御言葉:マタイの福音書13:24-52
要 節:マタイの福音書13:43

1.良い麦の種を蒔いた畑になぜ毒麦が現われましたか(24-26)。主人はなぜ毒麦を抜き集めないように言われましたか(27-29)。収穫の時、麦と毒麦はそれぞれどのようになりますか(30)。

13:24 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。 / 「天の御国は、こういう人にたとえることができます。ある人が自分の畑に良い種を蒔いた。
13:25 ところが、人々の眠っている間に、彼の敵が来て麦の中に毒麦を蒔いて行った。
13:26 麦が芽ばえ、やがて実ったとき、毒麦も現れた。
13:27 それで、その家の主人のしもべたちが来て言った。 / 『ご主人。畑には良い麦を蒔かれたのではありませんか。どうして毒麦が出たのでしょう。』
13:28 主人は言った。『敵のやったことです。』すると、しもべたちは言った。『では、私たちが行ってそれを抜き集めましょうか。』
13:29 だが、主人は言った。『いやいや。毒麦を抜き集めるうちに、麦もいっしょに抜き取るかもしれない。
13:30 だから、収穫まで、両方とも育つままにしておきなさい。収穫の時期になったら、私は刈る人たちに、まず、毒麦を集め、焼くために束にしなさい。麦のほうは、集めて私の倉に納めなさい、と言いましょう。』」

2.イエス様が言われた毒麦の例えの意味はなんでしょうか(36-39)。毒麦は最後にどのようになりますか(40-42)。その時、正しい者たちはどのようになりますか(43)。

13:36 それから、イエスは群衆と別れて家に入られた。すると、弟子たちがみもとに来て、「畑の毒麦のたとえを説明してください」と言った。
13:37 イエスは答えてこう言われた。「良い種を蒔く者は人の子です。
13:38 畑はこの世界のことで、良い種とは御国の子どもたち、毒麦とは悪い者の子どもたちのことです。
13:39 毒麦を蒔いた敵は悪魔であり、収穫とはこの世の終わりのことです。そして、刈り手とは御使いたちのことです。
13:40 ですから、毒麦が集められて火で焼かれるように、この世の終わりにもそのようになります。
13:41 人の子はその御使いたちを遣わします。彼らは、つまずきを与える者や不法を行う者たちをみな、御国から取り集めて、
13:42 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
13:43 そのとき、正しい者たちは、彼らの父の御国で太陽のように輝きます。耳のある者は聞きなさい。

3.からし種の例えは天の御国について何を示していますか(31,32)。天の御国はどんな点でパン種と似てますか(33)。なぜ、イエス様は例えで言われたでしょうか(34,35)。

13:31 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種のようなものです。それを取って、畑に蒔くと、
13:32 どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」
13:33 イエスは、また別のたとえを話された。「天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。」
13:34 イエスは、これらのことをみな、たとえで群衆に話され、たとえを使わずには何もお話しにならなかった。
13:35 それは、預言者を通して言われた事が成就するためであった。 / 「わたしはたとえ話をもって口を開き、 / 世の初めから隠されていることどもを物語ろう。」

4.畑に隠された宝を見つけた者はどのようにしますか(44)。よい真珠を見つけた商人が取った行動はなんでしょう(45,46)。この二つのたとえで、何を悟ることができますか。

13:44 天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると、それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。
13:45 また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。
13:46 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。

5.地引き網の例えを通して何を学ぶことができますか(47-50)。天の御国の奥義を悟る者に与えられる祝福について話してみましょう(51,52)

13:47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。
13:48 網がいっぱいになると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。
13:49 この世の終わりにもそのようになります。御使いたちが来て、正しい者の中から悪い者をえり分け、
13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
13:51 あなたがたは、これらのことがみなわかりましたか。」彼らは「はい」とイエスに言った。
13:52 そこで、イエスは言われた。「だから、天の御国の弟子となった学者はみな、自分の倉から新しい物でも古い物でも取り出す一家の主人のようなものです。」
13:53 これらのたとえを話し終えると、イエスはそこを去られた。
13:54 それから、ご自分の郷里に行って、会堂で人々を教え始められた。すると、彼らは驚いて言った。「この人は、こんな知恵と不思議な力をどこで得たのでしょう。
13:55 この人は大工の息子ではありませんか。彼の母親はマリヤで、彼の兄弟は、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではありませんか。
13:56 妹たちもみな私たちといっしょにいるではありませんか。とすると、いったいこの人は、これらのものをどこから得たのでしょう。」
13:57 こうして、彼らはイエスにつまずいた。しかし、イエスは彼らに言われた。「預言者が尊敬されないのは、自分の郷里、家族の間だけです。」
13:58 そして、イエスは、彼らの不信仰のゆえに、そこでは多くの奇蹟をなさらなかった。

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2014マタイの福音書 第19講 5千人を食べさせられたイエス様

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-8-2 (346 回閲覧)
2014マタイの福音書 第19講
5千人を食べさせられたイエス様
御言葉:マタイの福音書14:1-21
要 節:マタイの福音書14:20,21

1.国主ヘロデは、イエス様の噂を聞いて、どんな恐れが生じましたか(1-2)。彼が恐れる理由は何ですか(3-12)。この事件は、その時代について何を語っていますか。
14:1 そのころ、国主ヘロデは、イエスのうわさを聞いて、
14:2 侍従たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。ヨハネが死人の中からよみがえったのだ。だから、あんな力が彼のうちに働いているのだ。」
14:3 実は、このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕らえて縛り、牢に入れたのであった。
14:4 それは、ヨハネが彼に、「あなたが彼女をめとるのは不法です」と言い張ったからである。
14:5 ヘロデはヨハネを殺したかったが、群衆を恐れた。というのは、彼らはヨハネを預言者と認めていたからである。
14:6 たまたまヘロデの誕生祝いがあって、ヘロデヤの娘がみなの前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。
14:7 それで、彼は、その娘に、願う物は何でも必ず上げると、誓って堅い約束をした。
14:8 ところが、娘は母親にそそのかされて、こう言った。「今ここに、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて私に下さい。」
14:9 王は心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の人々の手前もあって、与えるように命令した。
14:10 彼は人をやって、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
14:11 そして、その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。
14:12 それから、ヨハネの弟子たちがやって来て、死体を引き取って葬った。そして、イエスのところに行って報告した。

2.イエス様はどこに行かれ、群衆はどうしましたか(13)。多くの群衆を見たイエス様の心情はどうでしたか(14a)。イエス様は、彼らをどのように助けられましたか(14b)。
14:13 イエスはこのことを聞かれると、舟でそこを去り、自分だけで寂しい所に行かれた。すると、群衆がそれと聞いて、町々から、歩いてイエスのあとを追った。
14:14 イエスは舟から上がると、多くの群衆を見、彼らを深くあわれんで、彼らの病気をいやされた。

3.弟子たちは、イエス様に何を提案しましたか(15)。イエス様は誰が群集を食べさせるようにしますか(16)。この御言葉が弟子たちに与える意味は何ですか。
14:15 夕方になったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここは寂しい所ですし、時刻ももう回っています。ですから群衆を解散させてください。そして村に行ってめいめいで食物を買うようにさせてください。」
14:16 しかし、イエスは言われた。「彼らが出かけて行く必要はありません。あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」

4.弟子たちはどんな状況ですか(17)。イエス様は弟子たちに何を持ってくるように言われますか(18)。「それを、ここに持って来なさい」と言われたイエス様について考えてみましょう。
14:17 しかし、弟子たちはイエスに言った。「ここには、パンが五つと魚が二匹よりほかありません。」
14:18 すると、イエスは言われた。「それを、ここに持って来なさい。」

5.イエス様は、5つのバント2匹の魚を取り、何をされましたか(19)。群衆はどれぐらい食べましたか(20,21)。5つのバント2匹の魚で5千人を食べさせられたイエス様は、どんな方ですか。
14:19 そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。
14:20 人々はみな、食べて満腹した。そして、パン切れの余りを取り集めると、十二のかごにいっぱいあった。
14:21 食べた者は、女と子どもを除いて、男五千人ほどであった。

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2014年 マタイの福音書21 講 彼の言うことを聞きなさい

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-8-17 (337 回閲覧)
2014年 マタイの福音書21 講
彼の言うことを聞きなさい
御言葉/ マタイの福音書17:1-20
要節 / マタイの福音書17:5

1. イエス様は三人の弟子たちとともにどこに行かれ、御姿が変わりましたか (1,2)? その時、誰がイエス様とともに話し合っていましか (3)? この光景が意味するのは何ですか?
1 それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。
2 そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。
3 しかも、モーセとエリヤが現れてイエスと話し合っているではないか。

2. ペテロはなぜ幕屋を立てると言いましたか (4)? その時、雲の中からどんな声がしましたか (5)? 弟子たちの反応とイエス様が彼らに行った言葉はなんですか (6-8)?
4 すると、ペテロが口出ししてイエスに言った。「先生。私たちがここにいることは、すばらしいことです。もし、およろしければ、私が、ここに三つの幕屋を造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」
5 彼がまだ話している間に、見よ、光り輝く雲がその人々を包み、そして、雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい」という声がした。
6 弟子たちは、この声を聞くと、ひれ伏して非常にこわがった。
7 すると、イエスが来られて、彼らに手を触れ、「起きなさい。こわがることはない」と言われた。
8 それで、彼らが目を上げて見ると、だれもいなくて、ただイエスおひとりだけであった。

3. イエス様は弟子たちに “いま見た幻をだれにも話してはならない”と話した理由はなんですか (9)? 弟子たちはどんな疑問を持っていましたか (10)? イエス様はエリヤが誰であると言ってますか (11-13)?
9 彼らが山を降りるとき、イエスは彼らに、「人の子が死人の中からよみがえるときまでは、いま見た幻をだれにも話してはならない」と命じられた。
10 そこで、弟子たちは、イエスに尋ねて言った。「すると、律法学者たちが、まずエリヤが来るはずだと言っているのは、どうしてでしょうか。」
11 イエスは答えて言われた。「エリヤが来て、すべてのことを立て直すのです。
12 しかし、わたしは言います。エリヤはもうすでに来たのです。ところが彼らはエリヤを認めようとせず、彼に対して好き勝手なことをしたのです。人の子もまた、彼らから同じように苦しめられようとしています。」
13 そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと気づいた。

4. ある人がどんな問題でイエス様のところに来ましたか (14-16)? イエス様が失望した理由は何ですか (17-20a)? 信仰があれば弟子たちにはどんなことでもできるのですか (20b)?
14 彼らが群衆のところに来たとき、ひとりの人がイエスのそば近くに来て、御前にひざまずいて言った。
15 「主よ。私の息子をあわれんでください。てんかんで、たいへん苦しんでおります。何度も何度も火の中に落ちたり、水の中に落ちたりいたします。
16 そこで、その子をお弟子たちのところに連れて来たのですが、直すことができませんでした。」
17 イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまであなたがたといっしょにいなければならないのでしょう。いつまであなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。その子をわたしのところに連れて来なさい。」
18 そして、イエスがその子をおしかりになると、悪霊は彼から出て行き、その子はその時から直った。
19 そのとき、弟子たちはそっとイエスのもとに来て、言った。「なぜ、私たちには悪霊を追い出せなかったのですか。」
20 イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。

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2014年マタイの福音書22 講 心から赦しいなさい

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-8-30 (319 回閲覧)
2014年マタイの福音書22 講
心から赦しいなさい
御言葉 / マタイの福音書18:15-35
要節 / マタイの福音書18:35

1. イエス様は兄弟が罪を犯したら、どのようにするように言われますか(15-18)? 弟子たちは罪を犯す兄弟のため、何をしなければなりませんか (19,20)?
18:15 また、もし、あなたの兄弟が罪を犯したなら、行って、ふたりだけのところで責めなさい。もし聞き入れたら、あなたは兄弟を得たのです。
18:16 もし聞き入れないなら、ほかにひとりかふたりをいっしょに連れて行きなさい。ふたりか三人の証人の口によって、すべての事実が確認されるためです。
18:17 それでもなお、言うことを聞き入れようとしないなら、教会に告げなさい。教会の言うことさえも聞こうとしないなら、彼を異邦人か取税人のように扱いなさい。
18:18 まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。
18:19 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。
18:20 ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」

2. 兄弟が私に対して罪を犯すと何度まで赦すべきですか (21,22)? 例えから、1万タラントの借りのある人がどのように赦されましたか (23-27)? ここであらわれる王の品性はいかがでしょうか?
18:21 そのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯した場合、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
18:22 イエスは言われた。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。
18:23 このことから、天の御国は、地上の王にたとえることができます。 / 王はそのしもべたちと清算をしたいと思った。
18:24 清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。
18:25 しかし、彼は返済することができなかったので、その主人は彼に、自分も妻子も持ち物全部も売って返済するように命じた。
18:26 それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれば全部お払いいたします』と言った。
18:27 しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。

3. 一万タラントの借りを赦してもらったしもべが自分に百デナリの借りのある者をどのようにしましたか(28-30)? 彼の問題はなんですか (31-33)?
18:28 ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りのある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ』と言った。
18:29 彼の仲間は、ひれ伏して、『もう少し待ってくれ。そうしたら返すから』と言って頼んだ。
18:30 しかし彼は承知せず、連れて行って、借金を返すまで牢に投げ入れた。
18:31 彼の仲間たちは事の成り行きを見て、非常に悲しみ、行って、その一部始終を主人に話した。
18:32 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだからこそ借金全部を赦してやったのだ。
18:33 私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』

4. かれは主人にどのような罰を受けるようになりましたか (34)? 私たちが兄弟を赦さなければなれない理由は何ですか (35)? 私たちがどのようにして兄弟を心から赦すことができますか?
18:34 こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。
18:35 あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天のわたしの父も、あなたがたに、このようになさるのです。」

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2014年マタイの福音書23講 永遠のいのちを得るためには

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-9-6 (323 回閲覧)
2014年マタイの福音書23講
永遠のいのちを得るためには
御言葉 : マタイの福音書19:16-30
要節 : マタイの福音書19:21

1.ひとりの人がイエス様にどんな質問をしましたか(16)。なぜ、良い方は一人だけだと言ったでしょうか(17a)。いのちに入るために何をするように言われますか(17b-19)
19:16 すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」
19:17 イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちに入りたいと思うなら、戒めを守りなさい。」
19:18 彼は「どの戒めですか」と言った。そこで、イエスは言われた。「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証をしてはならない。
19:19 父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」

2.青年の答えは何ですか(20)。イエス様は、彼が完全になりたければ、何をするように言われますか(21)。なぜ、青年は悲しみながら去って行きましたか(22)。
19:20 この青年はイエスに言った。「そのようなことはみな、守っております。何がまだ欠けているのでしょうか。」
19:21 イエスは彼に言われた。「もし、あなたが完全になりたいなら、帰って、あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」
19:22 ところが、青年はこのことばを聞くと、悲しんで去って行った。この人は多くの財産を持っていたからである。
19:23 それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国に入るのはむずかしいことです。

3.イエス様は金持ちが神の国に入ることがどれぐらい難しいと言われますか(23,24)。なぜ、弟子たちは驚いたでしょう(25)。人はようたって救われますか(26)。
19:24 まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」
19:25 弟子たちは、これを聞くと、たいへん驚いて言った。「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」
19:26 イエスは彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」

4.ペテロの期待は何ですか(27)。イエス様のために全てを捨てる者は何を受けますか(28,29)。イエス様は弟子たちに何を警戒しますか(30)。
19:27 そのとき、ペテロはイエスに答えて言った。「ご覧ください。私たちは、何もかも捨てて、あなたに従ってまいりました。私たちは何がいただけるでしょうか。」
19:28 そこで、イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。世が改まって人の子がその栄光の座に着く時、わたしに従って来たあなたがたも十二の座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。
19:29 また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑を捨てた者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。
19:30 ただ、先の者があとになり、あとの者が先になることが多いのです。

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2014年マタイの福音書24講 自分のものを自分の思うように

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-9-13 (289 回閲覧)
2014年マタイの福音書24講
自分のものを自分の思うように
御言葉 : マタイの福音書20:1-16
要節 : マタイの福音書20:15

1.天の御国は、どのようなものですか(1)。主人は、労務者たちをぶどう園にやりながら、どんな約束をしましたか(2)。労務者たちはどんな点で恵まれた人ですか。
20:1 天の御国は、自分のぶどう園で働く労務者を雇いに朝早く出かけた主人のようなものです。
20:2 彼は、労務者たちと一日一デナリの約束ができると、彼らをぶどう園にやった。

2.九時ごろに出かけて、市場でどんな人を見ましたか(3)。彼らに何を約束してぶどう園に行かせましたか(4)。なぜ、主人は十二時ごろと三時ごろに出かけて行って、同じようにしたでしょうか。(5)
20:3 それから、九時ごろに出かけてみると、別の人たちが市場に立っており、何もしないでいた。
20:4 そこで、彼はその人たちに言った。『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。相当のものを上げるから。』
20:5 彼らは出て行った。それからまた、十二時ごろと三時ごろに出かけて行って、同じようにした。

3.五時ごろ出かけてみると、どんな人がいましたか(6)。なぜ、彼らは一日中仕事もしないで市場にいましたか(7a)。彼らまでぶどう園に行かせる主人はどんな人ですか(7b)。
20:6 また、五時ごろ出かけてみると、別の人たちが立っていたので、彼らに言った。『なぜ、一日中仕事もしないでここにいるのですか。』
20:7 彼らは言った。『だれも雇ってくれないからです。』彼は言った。『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。』

4.最後に来た者たちはいくら貰いましたか(8,9)。最初の者たちは主人に、なぜ、文句をつけて言いましたか(10-12)。
20:8 こうして、夕方になったので、ぶどう園の主人は、監督に言った。『労務者たちを呼んで、最後に来た者たちから順に、最初に来た者たちにまで、賃金を払ってやりなさい。』
20:9 そこで、五時ごろに雇われた者たちが来て、それぞれ一デナリずつもらった。
20:10 最初の者たちがもらいに来て、もっと多くもらえるだろうと思ったが、彼らもやはりひとり一デナリずつであった。
20:11 そこで、彼らはそれを受け取ると、主人に文句をつけて、
20:12 言った。『この最後の連中は一時間しか働かなかったのに、あなたは私たちと同じにしました。私たちは一日中、労苦と焼けるような暑さを辛抱したのです。』

5.主人は彼らにどんな点で悪いことをしていませんか(13,14a)。主人の主権と気前について考えてみましょう(14b,15)。この例えの結論はなんですか(16)。
20:13 しかし、彼はそのひとりに答えて言った。『友よ。私はあなたに何も不当なことはしていない。あなたは私と一デナリの約束をしたではありませんか。
20:14 自分の分を取って帰りなさい。ただ私としては、この最後の人にも、あなたと同じだけ上げたいのです。
20:15 自分のものを自分の思うようにしてはいけないという法がありますか。それとも、私が気前がいいので、あなたの目にはねたましく思われるのですか。』
20:16 このように、あとの者が先になり、先の者があとになるものです。」
20:17 さて、イエスは、エルサレムに上ろうとしておられたが、十二弟子だけを呼んで、道々彼らに話された。

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2014年マタイの福音書25講 王として入城されたイエス様

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-9-20 (297 回閲覧)
2014年マタイの福音書25講
王として入城されたイエス様
御言葉 : マタイの福音書21:1-22
要節 : マタイの福音書21:5

1.エルサレムに近づいた時、イエス様はロバをどのように連れて来るようにしましたか(1-3)。『主がお入用なのです』とは、イエス様について何を教えていますか。
21:1 それから、彼らはエルサレムに近づき、オリーブ山のふもとのベテパゲまで来た。そのとき、イエスは、弟子をふたり使いに出して、
21:2 言われた。「向こうの村へ行きなさい。そうするとすぐに、ろばがつながれていて、いっしょにろばの子がいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。
21:3 もしだれかが何か言ったら、『主がお入用なのです』と言いなさい。そうすれば、すぐに渡してくれます。」

2.ロバに乗ったイエス様はどんな王であることを表していますか(4-7)。群衆はイエス様をどのように迎えましたか(8-11)。イエス様に対する群衆の期待について考えてみましょう。
21:4 これは、預言者を通して言われた事が成就するために起こったのである。
21:5 「シオンの娘に伝えなさい。 / 『見よ。あなたの王があなたのところに来られる。 / 柔和で、ろばの背に乗って、 / それも、荷物を運ぶろばの子に乗って。』」
21:6 そこで、弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにした。
21:7 そして、ろばと、ろばの子とを連れて来て、自分たちの上着をその上に掛けた。イエスはそれに乗られた。
21:8 すると、群衆のうち大ぜいの者が、自分たちの上着を道に敷き、また、ほかの人々は、木の枝を切って来て、道に敷いた。
21:9 そして、群衆は、イエスの前を行く者も、あとに従う者も、こう言って叫んでいた。 / 「ダビデの子にホサナ。 / 祝福あれ。主の御名によって来られる方に。 / ホサナ。いと高き所に。」
21:10 こうして、イエスがエルサレムに入られると、都中がこぞって騒ぎ立ち、「この方は、どういう方なのか」と言った。
21:11 群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレの、預言者イエスだ」と言った。

3.宮に入られたイエス様は何をしましたか(12)。なぜそのようにしましたか(13)。宮はどんな場所でなければなりませんか。
21:12 それから、イエスは宮に入って、宮の中で売り買いする者たちをみな追い出し、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒された。
21:13 そして彼らに言われた。「『わたしの家は祈りの家と呼ばれる』と書いてある。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている。」

4.宮でどんな人がイエス様から恵みを受けましたか(14)。祭司長、律法学者たちは、なぜイエス様のことで腹を立てましたか(15)。子たちの賛美は何を成し遂げることになりますか(16,17)。
21:14 また、宮の中で、盲人や足のなえた人たちがみもとに来たので、イエスは彼らをいやされた。
21:15 ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ」と言って叫んでいるのを見て腹を立てた。
21:16 そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」イエスは言われた。「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された』とあるのを、あなたがたは読まなかったのですか。」
21:17 イエスは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこに泊まられた。

5.イエス様は、いちじくの木に何と言われましたか(18,19a)。弟子たちは何に驚きましたか(19b,20)。信じて言い、また、信じて祈り求めるなら、どうなりますか(21,22)
21:18 翌朝、イエスは都に帰る途中、空腹を覚えられた。
21:19 道ばたにいちじくの木が見えたので、近づいて行かれたが、葉のほかは何もないのに気づかれた。それで、イエスはその木に「おまえの実は、もういつまでも、ならないように」と言われた。すると、たちまちいちじくの木は枯れた。
21:20 弟子たちは、これを見て、驚いて言った。「どうして、こうすぐにいちじくの木が枯れたのでしょうか。」
21:21 イエスは答えて言われた。「まことに、あなたがたに告げます。もし、あなたがたが、信仰を持ち、疑うことがなければ、いちじくの木になされたようなことができるだけでなく、たとい、この山に向かって、『動いて、海に入れ』と言っても、そのとおりになります。
21:22 あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。」

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2014年マタイの福音書26講 わざわいだ

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-9-26 (465 回閲覧)
2014年マタイの福音書26講
わざわいだ
御言葉 : マタイの福音書23:1-39
要節 : マタイの福音書23:13

1.弟子たちは律法学者とパリサイ人から何を学び、また何を真似してはいけませんか(1-7)。なぜ、弟子たちは先生と呼ばれはいけませんか(8-10)。偉大な者になるにはどうするべきですか(11,12)。
23:1 そのとき、イエスは群衆と弟子たちに話をして、
23:2 こう言われた。「律法学者、パリサイ人たちは、モーセの座を占めています。
23:3 ですから、彼らがあなたがたに言うことはみな、行い、守りなさい。けれども、彼らの行いをまねてはいけません。彼らは言うことは言うが、実行しないからです。
23:4 また、彼らは重い荷をくくって、人の肩に載せ、自分はそれに指一本さわろうとはしません。
23:5 彼らのしていることはみな、人に見せるためです。経札の幅を広くしたり、衣のふさを長くしたりするのもそうです。
23:6 また、宴会の上座や会堂の上席が大好きで、
23:7 広場であいさつされたり、人から先生と呼ばれたりすることが好きです。
23:8 しかし、あなたがたは先生と呼ばれてはいけません。あなたがたの教師はただひとりしかなく、あなたがたはみな兄弟だからです。
23:9 あなたがたは地上のだれかを、われらの父と呼んではいけません。あなたがたの父はただひとり、すなわち天にいます父だけだからです。
23:10 また、師と呼ばれてはいけません。あなたがたの師はただひとり、キリストだからです。
23:11 あなたがたのうちの一番偉大な者は、あなたがたに仕える人でなければなりません。
23:12 だれでも、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます。

2.律法学者とパリサイ人が人々から天の御国をさえぎっているとは何を意味しますか(13,14)。彼らは改宗者を一人作ると、どうしますか(15)。彼らの誓いはどんな点で愚かですか(16-22)
23:13 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは人々から天の御国をさえぎっているのです。自分も入らず、入ろうとしている人々をも入らせません。
23:14 〔わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちはやもめの家を食いつぶし、見えのために長い祈りをしています。だから、おまえたちは人一倍ひどい罰を受けます。〕
23:15 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは改宗者をひとりつくるのに、海と陸とを飛び回り、改宗者ができると、彼を自分より倍も悪いゲヘナの子にするのです。
23:16 わざわいだ。目の見えぬ手引きども。おまえたちは言う。『だれでも、神殿をさして誓ったのなら、何でもない。しかし、神殿の黄金をさして誓ったら、その誓いを果たさなければならない。』
23:17 愚かで、目の見えぬ者たち。黄金と、黄金を聖いものにする神殿と、どちらがたいせつなのか。
23:18 また、言う。『だれでも、祭壇をさして誓ったのなら、何でもない。しかし、祭壇の上の供え物をさして誓ったら、その誓いを果たさなければならない。』
23:19 目の見えぬ者たち。供え物と、その供え物を聖いものにする祭壇と、どちらがたいせつなのか。
23:20 だから、祭壇をさして誓う者は、祭壇をも、その上のすべての物をもさして誓っているのです。
23:21 また、神殿をさして誓う者は、神殿をも、その中に住まわれる方をもさして誓っているのです。
23:22 天をさして誓う者は、神の御座とそこに座しておられる方をさして誓うのです。

3.彼らは何を守り、何をおろそかししていますか(23,24)。彼らの外側と内側はどう違いますか(25,26)。彼らの外側は美しく見えても、内側は何でいっぱいですか(27,28)
23:23 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは、はっか、いのんど、クミンなどの十分の一を納めているが、律法の中ではるかに重要なもの、正義とあわれみと誠実を、おろそかにしているのです。これこそしなければならないことです。ただし、十分の一もおろそかにしてはいけません。
23:24 目の見えぬ手引きども。ぶよは、こして除くが、らくだは飲み込んでいます。
23:25 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは杯や皿の外側はきよめるが、その中は強奪と放縦でいっぱいです。
23:26 目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。
23:27 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいです。
23:28 そのように、おまえたちも外側は人に正しく見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

4.彼らはどんな点で悪い父祖たちと同じですか(29-34)。その結果、彼らはどんな罰を受けますか(35,36)。エルサレムに向けられたイエス様の心はどうですか(37-39)
23:29 わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは預言者の墓を建て、義人の記念碑を飾って、
23:30 『私たちが、父祖たちの時代に生きていたら、預言者たちの血を流すような仲間にはならなかっただろう』と言います。
23:31 こうして、預言者を殺した者たちの子孫だと、自分で証言しています。
23:32 おまえたちも父祖たちの罪の目盛りの不足分を満たしなさい。
23:33 おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう。
23:34 だから、わたしが預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
23:35 それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復がおまえたちの上に来るためです。
23:36 まことに、おまえたちに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
23:37 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
23:38 見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
23:39 あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」

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2014年マタイの福音書27講 よくやった。良い忠実なしもべだ。

投稿者: Tokai 掲載日: 2014-10-4 (362 回閲覧)
2014年マタイの福音書27講 よくやった。良い忠実なしもべだ。

2014年マタイの福音書第27講
よくやった。良い忠実なしもべだ。
御言葉;マタイの福音書25:1-30
要節;マタイの福音書25:21
その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』

1.花婿を出迎える十人の娘のうち五人はどんな点で愚かで、他の五人はどんな点で賢かったのですか?(1-4)いつ花婿は来て、そのとき愚かな娘たちは何をやりましたか?(5-8)なぜ彼らは油を借りることができませんでしたか?(9)
25:1 そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。
25:2 そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。
25:3 愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。
25:4 賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。
25:5 花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。
25:6 ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ』と叫ぶ声がした。
25:7 娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。
25:8 ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』
25:9 しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』

2.なぜ愚かな娘たちは婚礼の祝宴に行くことができませんでしか?(10)戸をあけてくださいという彼らに対する主人はなんと答えましたか?(11,12)このたとえは私たちに教える教訓はなんですか?(13)
25:10 そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。
25:11 そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま、あけてください』と言った。
25:12 しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません』と言った。
25:13 だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

3.その人は旅に出て行くとき、自分の財産をそのしもべたちにどのように預けましたか?(14,15)そのしもべたちはそれぞれその預かったタラントで何をしましたか?(16-18)?そのしもべたちが預かったタラントとは何を意味していますか?
25:14 天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。
25:15 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。
25:16 五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
25:17 同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
25:18 ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。

4.よほどたってから、帰って来た主人は何をしましたか?(19)五タラント、二タラントを預かったしもべたちはそれぞれどのくらいもうけましたか?(20,22)主人は彼らをどのように賞賛し、その報いは何ですか?(21,23)
25:19 さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
25:20 すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
25:21 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
25:22 二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
25:23 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』

5.一タラントを預かったしもべは主人になんと言い訳をしましたか?(24,25)その主人はそのしもべになんと叱られましたか?(26,27)そのしもべはどのような罰を受けるようになりました?(28,30)
25:24 ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
25:25 私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
25:26 ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
25:27 だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
25:28 だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
25:29 だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
25:30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。

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